水いぼ|おおはしこどもクリニック|豊明市の小児科

〒470-1166愛知県豊明市栄町大根1番地1

23号線北崎インター北側

駐車場21台あり

水いぼ

水いぼ

水いぼとは

水いぼの正式な病名は「伝染性軟属腫」です。伝染性軟属腫ウイルスが皮膚に感染することで、表面につやのある小さないぼができます。 直径1~5mm程度の丸いぶつぶつで、中心が少しくぼんで見えることが特徴です。胸やおなか、背中、わきの下、腕、脚などにできやすく、皮膚が触れ合う部分ではまとまって増えることがあります。 幼児に多い病気ですが、赤ちゃんや小学生にも見られます。多くの場合は自然に治っていきますが、一般的には数か月以上かかり、ときには数年続くこともあります。治療するか経過を見るかは、水いぼの数や場所、皮膚の状態、お子さまの年齢などを踏まえて検討します。

CONSULTATION

このような場合はご相談ください

  • 光沢のある小さなぶつぶつが増えてきた
  • わきの下や胸、おなか、腕などに水いぼのような発疹がある
  • ぶつぶつの周囲が赤くなり、かゆがっている
  • かき壊して出血したり、膿やかさぶたができたりしている
  • 保育園・幼稚園・学校やプールへの参加について確認したい

症状

つやのある丸いぶつぶつができる

水いぼは、白色から淡いピンク色の、つるっとした丸いぶつぶつとして現れます。中央がへこんで見えることもあります。通常は強い痛みを伴いませんが、初期には小さく、あせもや湿疹などと見分けにくい場合があります。

水いぼの周りが赤くなり、かゆがる

水いぼの周囲に湿疹ができると、赤みやかゆみが現れます。特に乾燥肌やアトピー性皮膚炎のあるお子さまは、かいてしまうことで皮膚のバリア機能が低下し、水いぼが広がりやすくなります。

かき壊すと数が増えることがある

水いぼの中にはウイルスを含む組織があります。水いぼをかいた手で別の場所を触ると、離れた部位にも広がることがあります。赤く腫れる、痛がる、膿が出るなどの症状がある場合は、細菌感染を起こしている可能性もあります。

原因

伝染性軟属腫ウイルスへの感染

水いぼは、伝染性軟属腫ウイルスが皮膚の小さな傷などから入り込むことで起こります。接触してすぐに症状が出るとは限らず、感染から数週間以上たって水いぼが現れる場合があります。

皮膚の接触やタオルなどを介してうつる

主な感染経路は接触感染です。水いぼのある部分との直接的な接触に加え、タオル、水着、衣類、浮き輪などの共用を通して感染する可能性があります。

乾燥肌や湿疹があると広がりやすい

皮膚が乾燥していたり、湿疹やアトピー性皮膚炎でかき傷があったりすると、ウイルスが入り込みやすくなります。水いぼだけでなく、背景にある乾燥や湿疹を整えることも大切です。

日常生活での注意点

皮膚を清潔にして保湿する

入浴やシャワーで皮膚をやさしく洗い、こすりすぎないようにしましょう。入浴後は保湿剤を使用し、乾燥を防ぎます。爪を短く整え、かき壊しを減らすことも感染拡大の予防につながります。

家庭でつぶしたり取ったりしない

保護者の方が水いぼを指や毛抜きで取ろうとすると、痛みや出血、細菌感染、周囲への拡大につながるおそれがあります。市販薬や民間療法も自己判断で使用せず、まず医師にご相談ください。

タオルなどの共用を避ける

水いぼがある間は、タオル、水着、衣類、浮き輪などの共用を避けましょう。肌が触れやすい場面では、可能な範囲で衣類や絆創膏などを使って患部を覆うことも感染予防になります。

治療方法

皮膚の状態を確認して診断します

水いぼは、多くの場合、ぶつぶつの形やできている場所を確認して診断します。湿疹、あせも、とびひ、通常のいぼなど、似た症状との見分けが必要です。典型的でない場合や広範囲に見られる場合は、専門医療機関への相談を検討します。

経過観察と処置のどちらが適しているか検討します

水いぼには自然に治る性質があるため、数が少なく、かゆみや炎症がなければ経過を見ることがあります。一方で、急に増えている、繰り返しかき壊す、湿疹が悪化している場合などには、専用のピンセットによる摘除や液体窒素による処置などが検討されます。 処置には痛みを伴うことがあり、水いぼの数やお子さまの年齢によっては負担が大きくなります。処置前の痛みを和らげる方法を含め、治療の必要性や実施方法は医師と相談して決めます。

周囲の湿疹や細菌感染も治療します

水いぼの周囲に乾燥や湿疹がある場合は、保湿剤や炎症を抑える外用薬などを使用することがあります。かき壊した部分に細菌感染が疑われる場合は、状態に応じて抗菌薬などを検討します。治療内容や効果には個人差があります。

受診の目安

ご家庭で少し様子を見てもよいケース

水いぼと思われるぶつぶつが少数で、痛みや強いかゆみがなく、お子さまが普段どおり元気な場合は、皮膚を清潔にして保湿しながら経過を見られることがあります。ただし、水いぼ以外の病気との区別が難しいこともあるため、一度小児科へ相談しておくと安心です。

早めに小児科へ相談した方がよいケース

豊明市・周辺地域で子どもの水いぼにお悩みの方へ

おおはしこどもクリニックは、豊明市栄町にあり、前後駅・中京競馬場前駅周辺のほか、名古屋市緑区・大府市・刈谷市・東郷町などからもご相談いただける小児科です。 子どもの水いぼは軽く見えても、数や皮膚の状態が変化することがあります。当院では、お子さまの年齢、皮膚の状態、日常生活への影響を確認しながら治療方針を検討します。「この程度で受診してよいのかな」と迷う場合も、保護者の方だけで抱え込まずにご相談ください。

Q

水いぼは小児科に相談してもよいですか?

A

はい。水いぼを含む子どもの皮膚症状は小児科でご相談いただけます。ぶつぶつの種類がわからない場合も、診察で皮膚の状態を確認します。

Q

水いぼがあると保育園・幼稚園・学校を休む必要がありますか?

A

水いぼだけを理由に、原則として登園・登校を控える必要はありません。ただし、患部から浸出液が出ている場合は覆うなどの配慮が必要です。施設独自の取り決めがある場合は、園や学校にもご確認ください。

Q

水いぼがあってもプールに入れますか?

A

プールの水そのもので感染するとは考えられておらず、水いぼだけを理由に一律にプールを禁止する必要はありません。ただし、肌の接触やタオル・浮き輪などの共用で感染する可能性があります。患部を覆い、共用品を避け、プール後はシャワーで洗って保湿しましょう。

Q

水いぼは必ず取らなければなりませんか?

A

必ずしもすべて取る必要はありません。自然に治ることもあるため、数や場所、増え方、湿疹の有無、処置による負担などを考慮して判断します。家庭で無理に取ることは避けてください。

Q

水いぼは一度治っても繰り返しますか?

A

治る前に別の場所へ感染が広がったり、再びウイルスに触れて新しい水いぼができたりすることがあります。保湿や湿疹の治療、かき壊しの予防を続けることが大切です。

監修医情報

医師 大橋正博

小児科医として20年にわたりこの地域の病院に勤務して参りました。この地域で自分自身も子育てに関わり小児科医として何かお役に立てないかと考えてこの土地に開業しました。病気のことはもちろん、どんなささいなことでもお気軽に相談できる家族のようなあたたかいクリニックを目指していきたいと思っています。 クリニック作りでは明るい待合室はもちろん、予防接種専用の待合室を設け、時間の制約なく随時予防接種が受けられるよう配慮しました。クリニックに来て少しでもよかったと思っていいただけるよう、スタッフ一同、精一杯努力して参ります。

略歴
  1. 平成15年

    藤田保健衛生大学大学院 医学研究科(小児科学)修了

  2. 平成15年

    医学博士号 取得

  3. 平成15年~

    刈谷豊田総合病院 小児科 医長

  4. 平成19年~

    アメリカFDA(Food and Drug Administration:米国食品薬品局)留学

  5. 平成23年~

    藤田保健衛生大学 小児科 講師

  6. 平成25年~

    豊川市民病院 小児科 部長

  7. 平成28年~

    おおはしこどもクリニック 院長

資格・所属学会
  • 日本小児科学会認定 小児科専門医
  • 小児慢性特定疾病指定医
  • 難病に関わる指定医
  • 新生児蘇生法(NCPR)修了認定
  • 日本小児科学会
  • 日本ワクチン学会
  • 日本小児感染症学会
  • 日本小児アレルギー学会
  • 日本臨床ウイルス学会