じんましん|おおはしこどもクリニック|豊明市の小児科

〒470-1166愛知県豊明市栄町大根1番地1

23号線北崎インター北側

駐車場21台あり

じんましん HIVES

じんましん

じんましんとは

じんましん(蕁麻疹)は、皮膚の一部が赤く盛り上がる「膨疹(ぼうしん)」が突然現れ、強いかゆみを伴うことが多い病気です。蚊に刺されたような丸い形、地図のように広がる形など、発疹の形や大きさには個人差があります。 一つひとつの膨疹は通常、数十分から数時間ほどで消え、多くは24時間以内に跡を残さず消失します。一方で、別の場所に新しい発疹が現れることがあります。 症状が6週間以内に治まるものを「急性じんましん」、6週間を超えて繰り返すものを「慢性じんましん」と呼びます。子どもの急性じんましんでは、風邪などの感染症に伴って生じることも多く、必ずしも食物アレルギーが原因とは限りません。

CONSULTATION

このような場合はご相談ください

  • 赤い膨らみやかゆみが広がっている
  • 発疹が消えても、別の場所に繰り返し現れる
  • まぶたや唇、顔が腫れている
  • 食事、薬、運動などの後にじんましんが出た
  • 症状を何度も繰り返す、または6週間以上続いている

症状

赤い膨らみが突然現れ、短時間で場所を変える

じんましんでは、境界のはっきりした赤みや、皮膚が盛り上がった発疹が突然現れます。一度消えた後、腕からおなか、背中から脚というように、別の場所へ移ったように見えることもあります。 同じ発疹が24時間以上残る、紫色の跡が残る、痛みや発熱を伴う場合は、じんましん以外の病気も考える必要があります。

子どもがかゆがり、かきむしってしまう

強いかゆみのため、乳幼児では機嫌が悪い、眠れない、皮膚を衣服にこすりつけるといった様子が見られます。園児や小学生では、かきむしることで皮膚に傷がつくこともあります。 体が温まるとかゆみが強くなる場合があるため、入浴後や運動後に目立つこともあります。

まぶたや唇が腫れることがある

皮膚の深い部分が腫れる「血管性浮腫」を伴うと、まぶたや唇、手足などが腫れることがあります。喉や舌の腫れ、声のかすれ、呼吸のしにくさを伴う場合は、気道に影響している可能性があるため、救急対応が必要です。

原因

風邪などの感染症に伴うじんましん

赤ちゃんや乳幼児を含む子どもでは、風邪などの感染症をきっかけに急性じんましんが現れることがあります。発熱や鼻水、せきなどが治りかけた時期に出ることもあり、原因を一つに特定できない場合も少なくありません。

食べ物や薬などによるアレルギー反応

特定の食物や薬を摂取してから比較的短時間で毎回症状が出る場合は、アレルギー反応の可能性があります。ただし、発疹だけで原因食品を断定することはできません。保護者の方の判断だけで食物を長期間除去せず、小児科へご相談ください。

運動・入浴・圧迫などの刺激

運動、発汗、急な温度変化、入浴、寒さ、日光、衣服やかばんによる圧迫など、特定の刺激でじんましんが誘発されることがあります。疲労、睡眠不足、体調不良などが症状を悪化させる場合もあります。

日常生活での注意点

患部を冷やし、体を温めすぎない

かゆみが強いときは、冷たいタオルなどで患部をやさしく冷やすと楽になることがあります。ただし、寒さで症状が出るタイプもあるため、冷却によって悪化する場合は中止してください。 熱いお風呂、激しい運動、厚着などは、症状が落ち着くまで控えましょう。

かきむしりを防ぎ、皮膚への刺激を減らす

爪を短く整え、ゆったりした衣服を選びます。乳幼児が強くかきむしる場合は、皮膚を傷つけないよう見守りましょう。じんましんは皮膚の内部で起こる反応のため、一般的な保湿剤や市販のかゆみ止めだけでは十分に抑えられないことがあります。

原因を自己判断して食物を除去しない

食後に発疹が出ても、必ずしもその食物が原因とは限りません。安易な除去は、子どもの栄養や成長に影響する可能性があります。症状が出た時刻、食べたもの、薬、運動、入浴などを記録し、医師と一緒に原因を検討することが大切です。

治療方法

症状の経過ときっかけを確認します

診察では、発疹の形や持続時間、かゆみ、発症前の食事や薬、感染症状、運動との関係などを確認します。発疹が消えている場合は、スマートフォンで撮影した写真が参考になります。 典型的な急性じんましんでは、すべてのお子さまにアレルギー検査が必要とは限りません。特定のきっかけが疑われる場合や症状を繰り返す場合に、必要性を検討します。

抗ヒスタミン薬で症状を抑えます

治療の中心は、アレルギー反応に関係するヒスタミンの働きを抑える抗ヒスタミン薬です。年齢や症状に応じて、眠気などの副作用にも配慮しながら薬を選びます。 じんましんは皮膚表面だけの炎症ではないため、塗り薬よりも飲み薬が中心です。自己判断で薬を増減・中止せず、処方された用法・用量を守りましょう。

繰り返す場合は経過に合わせて治療を調整します

慢性的に続く場合は、症状が出たときだけでなく、一定期間継続して服用することがあります。経過を確認しながら薬の種類や量、服用期間を調整します。 専門的な検査や治療が必要と判断した場合は、適切な医療機関への紹介を検討します。治療内容や効果には個人差があるため、お子さまの状態に合わせて方針を決めます。

受診の目安

ご家庭で少し様子を見てもよいケース

発疹やかゆみだけで、呼吸や顔色に問題がなく、元気があり、水分も取れている場合は、体を温めすぎずに経過を観察できることがあります。ただし、症状が広がる、何度も繰り返す、かゆみで眠れない場合は小児科へご相談ください。

早めに小児科へ相談した方がよいケース

じんましんが広範囲に出ている まぶたや唇が腫れている 食事や薬の後に症状が出た 発熱や腹痛など、ほかの症状もある 同じ場所の発疹が24時間以上消えない 何日も繰り返す、または6週間以上続く

豊明市・周辺地域で子どものじんましんにお悩みの方へ

豊明市栄町のおおはしこどもクリニックでは、お子さまの年齢、発疹の経過、ほかの症状などを確認し、必要な診察や治療方針を検討します。前後駅・中京競馬場前駅周辺をはじめ、名古屋市緑区・大府市・刈谷市・東郷町などにお住まいの保護者の方もご相談ください。 子どものじんましんは軽く見えても繰り返すことがあり、ほかの病気との見分けが必要な場合もあります。「赤ちゃんの発疹がじんましんか気になる」「何科を受診すればよいかわからない」という段階でも、保護者の方だけで抱え込まずご相談ください。

Q

じんましんは小児科に相談してよいですか?

A

はい。赤ちゃんや子どものじんましんは小児科でご相談いただけます。発疹が消える前に写真を撮り、発症前の食事や薬、運動などを記録しておくと診察に役立ちます。

Q

じんましんが出たら保育園や学校を休むべきですか?

A

じんましん自体は人にうつる病気ではないため、皮膚症状だけで元気があれば、一律に登園・登校を休む必要はありません。ただし、発熱など感染症の症状がある場合や、強いかゆみ、顔の腫れ、体調不良がある場合は休ませ、受診をご検討ください。

Q

処方された薬は発疹が消えたらやめてもよいですか?

A

症状が消えても、自己判断で中止すると再び現れる場合があります。服用期間は症状の経過によって異なるため、医師から説明された用法・用量を守ってください。

Q

家庭でできるケアはありますか?

A

熱いお風呂や激しい運動を避け、涼しい環境で過ごしましょう。かゆい部分を冷やすと楽になる場合があります。呼吸症状や嘔吐、ぐったりする様子がある場合は、家庭で様子を見ず救急対応を優先してください。

Q

じんましんを繰り返すと食物アレルギーですか?

A

繰り返すじんましんのすべてが食物アレルギーによるものではありません。感染症や刺激によるもの、原因を特定できないものもあります。自己判断で食物を除去せず、症状と食事の関係を記録して小児科へご相談ください。

監修医情報

医師 大橋正博

小児科医として20年にわたりこの地域の病院に勤務して参りました。この地域で自分自身も子育てに関わり小児科医として何かお役に立てないかと考えてこの土地に開業しました。病気のことはもちろん、どんなささいなことでもお気軽に相談できる家族のようなあたたかいクリニックを目指していきたいと思っています。 クリニック作りでは明るい待合室はもちろん、予防接種専用の待合室を設け、時間の制約なく随時予防接種が受けられるよう配慮しました。クリニックに来て少しでもよかったと思っていいただけるよう、スタッフ一同、精一杯努力して参ります。

略歴
  1. 平成15年

    藤田保健衛生大学大学院 医学研究科(小児科学)修了

  2. 平成15年

    医学博士号 取得

  3. 平成15年~

    刈谷豊田総合病院 小児科 医長

  4. 平成19年~

    アメリカFDA(Food and Drug Administration:米国食品薬品局)留学

  5. 平成23年~

    藤田保健衛生大学 小児科 講師

  6. 平成25年~

    豊川市民病院 小児科 部長

  7. 平成28年~

    おおはしこどもクリニック 院長

資格・所属学会
  • 日本小児科学会認定 小児科専門医
  • 小児慢性特定疾病指定医
  • 難病に関わる指定医
  • 新生児蘇生法(NCPR)修了認定
  • 日本小児科学会
  • 日本ワクチン学会
  • 日本小児感染症学会
  • 日本小児アレルギー学会
  • 日本臨床ウイルス学会